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■いよいよ下落相場へ 

  本年度は、いよいよ下落相場を予想します。

 過去、「少なくとも買いは無い」とのスタンスをとってきました。その一つの根拠は「設備投資循環」です。

 景気循環の解説を読むと、4つの循環の話がよく出てきます。ただ、これに「テクニカル分析」を加えると、極端な話、「設備投資循環=ジュグラーサイクル」を真ん中に据えるべきだとわかります。

■設備投資循環の山
1951・1961・1971・1981・1990・1999・2008
 
 9年か10年で山が来ます。ただ、9年目から売りスタンスになると、1年待たされる事もある。(過去の場合)

 これに、「株式相場の山は急激になる可能性がある=ショートの技術上のリスク」を加味し、ブログに書いているようなスタンスになっています。

 まあ、景気循環のリズムを絶対視するつもりはないんですが・・・。かなりの「循環性」ですよね。
 決め打ちを避けるために、これに、「テクニカル分析」を加えています。
 



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■2019相場 

 約半年ぶりの更新となりました。

 7月の時点では、三角持ち合いでした。テクニカル的にはどちらにいってもおかしくない状態。 経済指標では、ピークアウトの兆候はあるものの、米国あたりでは、まだ強い指標もあり、難しい局面でした。 

10年近い上昇の時に、あえて買いに行く気はなく、一方、天井圏の荒い動きの中でショートをとる怖さも知っているので、どうしても模様眺め的になっていました。

  今年は、もう少し動く予定です。テクニカル的に崩れましたので、確認しながら、ショートを積み増していきます。

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■現在の相場観 

 日経平均はもみ合いレンジのため、現在は、見極めの段階に入っています。テクニカルでいうと、高値も安値も取らず、中間に滞在しています。

 ちょうど、26週線が22,000程度の所にあり、これを挟んでの上下動という、方向感がつかみづらい展開です。

 ただし、世界市場を見ると、中国、香港市場ははじめとして、徐々にダウントレンド入りの市場が増えてきています。年初より、トルコ、メキシコ、ドバイなど、新興国市場はダウントレンドとなっていますので、徐々に多数派になりつつあります。

 なお、貿易戦争云々については、これが主要因であるならば、トランプ政権発足後、すぐに相場は織り込まなければならず、この類の話は、景気循環をバックグラウウンドとする主波動次第で、なんとでも相場は消化するものと思っています。

 まとめますと、世界市場を見ると、持ち合いは下に行く可能性が高いものの、テクニカルという視点では、あくまでも日本市場をしっかり見ていこうとするスタンスです。

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■急落予想の根拠(2) 

 昨日、「景気の短期循環は2~2.5年が多い(注:天井~天井のスパン)」と書きました。

 問題は、「中身」です。最もインパクトが大きい、米国市場を題材に考察します。

 大手シンクタンクのレポートに、「2017年の米国鉱工業生産指数上昇の7割はエネルギー産業で説明できる」との記事がありました。数字を精査することはしていませんが、まあ、妥当なところだろうなと感じました。なぜならば、2017年は、自動車は前年比マイナス、スマホも頭打ち(世界市場出荷で、2017年に、史上初の出荷前年比減、特に4Qが悪い)だからです。

 2016年初旬から、一貫して上昇しているのが、「原油相場」です。ただ、これ、大幅下落の半値戻し弱の相場なんですよね。大手経済研究所などで、「景気に死角なし」とかありますが、そうですかね。自動車もスマホもダメで、原油の「半値戻し相場」に頼っているのが実態です。自分の主観では、「極めて脆弱」としかいいようがありません。

 そして、「大幅下落の後の半値戻し」についてその後の展開を考えるとき、「大幅下落の要因は無くなったのか」という所がポイントです。シェール企業による需給悪化ですよね。何も変わっていないと個人的には考えます。

 残りの頼みの綱は、「情報サービス業をはじめとするサービス産業」なんですが、スマホ減、ビットコイン暴落と、この先どうなるかは不透明じゃないでしょうか。昨日も書きましたが、製造業と非製造業の景況指数は、時間差はあるものの、ほぼ連動していますから。

 ちなみに日本経済の考察ですが、日本の第三次産業活動指数では、12月の情報サービス業は大幅減です。日本半導体製造装置の売上も、ピークは2017年中盤で、直近はぱっとしません。景気ウォッチャー指数も悪いですね。後、今回の下げは米国が目立っていますが、完全にチャートが腰折れとなったのは中国株式市場です。日本の実態経済に影響が大きい市場です。ドル/円が弱含みな事もあり、米国に逆行する力は少なくとも無いでしょう。

 なお、話は飛びますが、バルチック海運指数は、世界株式市場に先行して、大幅下落となっていました。


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