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■定量分析をしっかりする 

 昨日の自分のブログを見ていて、「なんか定性的だな・・=弁論大会っぽいな」と感じました。

 例えば、先日のフィラデルフィア連銀指数、「-30.7」

 ・・・「債権相場・商品相場は2~4月から景気悪化を織り込んでいる・・景気悪化等、いまさら後追い・・。」「市場は景気悪化は織り込み済みで対策に焦点が移っている・・いまさら数値など・・・。」「エコノミスト予想より悪い」

 ・・・違うでしょ!!!

■フィラデルフィア連銀指数

2010年最低 8月  -7.7
2007年12月    -5.7
2008年1月    -20.9
2008年10月    -37.5

 経済学者が「このレベルの悪化は予想済み・・・」と振舞いたいのはわかりますが、-30を下回ると予想していた人は、まずはいなかったと思います。サプライズなら、サプライズでいいんじゃないですかね?

 自分は、NY連銀指数の数値、フィラデルフィア連銀指数がハイテクの悪化要因を織り込みがちで、振幅しやすい傾向がある事、2010年半ばよりは悪い数値がいずれ出る事はほぼ確実な事から、「-10」位になると思っていました。「サプライズ」です。・・・いいんじゃないですか?これが事実ですから・・。

 ずっと景気悪化を訴えていた経済学者は、「上に投げたボールはいつか落ちてくる」と言い続けているようなもの。いつかは当ります。もし仮に、「-30」をニアピンで定量的に予想していた人がいれば、「リスペクト」します。

 この数値に限ると、2007年末~2008年初頭のレベルを飛び越えて、2008年10月レベルまで到達してしまいました。

 投資家が身を守るためには、「景気循環は資本主義で必然」「(世界レベルでの)政策の役割は景気アップダウンを軽減する事が重要」「政策の半分は好況時にやっておかなければならない。」「政策が失敗すれば、ソフトランディングではなく、ハードランディングとなる」を意識する事です。

 金融機関の自己資本規制など、自動的に、「不況期に引き締め、好況期に野放し・」アップダウンを軽減するどころか、振幅を強めてます。本当に、預金者を守るため、「聖域」なんですかね・・・。ちなみにこの問題、以前の日本のように、欧州を中心に大規模な再編をするしか、収まりがつかないと読みます。政府が一部を肩代わりするのであれば、再編という痛みを伴わなければ納税者は納得しません。一方、売りの視点からすると、この動きが出てくると、一旦退いた方がいいですね。・・・・ん??この分野だけは、日本は先行している??

 「景気を常に上昇させる=不老不死の薬と同じようなもの」を探し、自分の頭で見つからないからといって、現在の政策をすべて無駄なものと決め付けるタイプの経済学者。入口間違っています。「金融緩和自体が悪?」笑ってしまいます。

 金融緩和自体が悪なのではなく、「本来、金融相場で買われるべき金融株を全く買えない状況を作り出している事」「結果として一部のハイテク株に資金が集中し、在庫循環が全体相場を直撃する事」「資金が株式を飛び越えて商品相場に流れている事=インフレをコントロール出来ない」、この辺が問題点と見ます。政策でコントロールできなければ、価格(=急落)がコントロールするしかありません。

 投資家が身を守るためには、冷静に「定量分析」。現在のレベルの下げで収まると予想しますか?

 自分は、現在は買う気は全く無しです。(当然の事ですが、状況次第で将来のスタンスは変わる可能性があります。)


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この記事へのコメント

 本ブログ、選抜株式レース直前メールのコメントを読ませていただきましたが、本当にしびれます。これだけの分析とその分析を短い文書で的確に表現できる術、もう凄すぎてただしびれる外ありません。
 このすばらしいブログの継続ありがとうございます。
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