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■転機は10月か? 

 相場のリズムの話です。

 まだ、「リセッション」を既与のものとするのは早いですが、前回の景気循環で株価がピークをつけた2007年10月以降の話です。

 株価は1年数ヵ月で相当下げていますが、米国での実際の下げの大半は、「2008年1月と2008年10月」の値幅です。日本も追随しています。

 投資家は、株式評論家の三段論法的な「上がる・下がる」の予想は、本音の部分では信じておらず、むしろ、かなり冷めて評価しているとさえ思っています。

 証券アナリストは、企業の中期計画に、マクロの要因を足したり引いたりしているのが予想の基本で、売上側とコスト側をしっかり見切っている人は極少数派。売上・コストのトレンドに沿っている時は強いが、曲がると弱い。

 ところが、決算で1株利益(予想)が下がると、当たり前の事かも知れませんが、投資家はあっさり売ってきます。だから、2008年も、1月と10月に下がっている。

 昨年の転機は決算期の7月、NY市場は底打ちから上昇に転じています。景気後退が叫ばれながら、実際の1株利益(+予想)は、全く下がっておらず、当然の上昇でした。ですから、自分は、QE2が株価を釣り上げたとは思っていない「少数派」です。QE2などしなくても、「債権→株」の資金移動はされたはずであり、QE2は、主に短・長金利を引き下げた(上昇を抑えた)と思っています。ただ、これは、検証のしようが無いので、この辺にしておきます。

 QE2は、商品価格は引き上げたでしょう。上昇が企業利益にプラスに利く部分もありますが、上がり過ぎると、コスト上昇で企業収益にマイナスに作用しますし、個人の実質可処分所得も下がります。

 製造業は、「売上-変動費=限界利益」で、「固定費」を吸収すれば、利益が出ます。新興国売上について、「売上-(固定費配賦後の)原価」で損益トントンでも、限界利益がプラスである限りは、利益を引きあげます。新興国の売上が増えている間は、相当に1株利益に貢献したと見ています。現在も、まだ増えているとは思います。ただ、鈍ってきている。

 問題は、10月の決算。企業がコスト増(新興国・本国賃金上昇、材料高等)を、製品価格に転嫁出来ていれば、引き続き好決算となるでしょう。ただ、今回は、かなり危ない。利益が下がれば、後出しのレーティング格下げが出てきます。

 9月辺りまでは、マクロのイベントをあれこれ言いながら、ゆっくり行くかもしれません。

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 現在、20位近辺です。



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