≪ 2017 06   - - - - - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 - - - - -  2017 08 ≫
*admin*entry*file*plugin

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


■景気循環を考える 

 相場は続伸しています。

 自民党政策がフォローの風になっていることは間違いないですが、バックグラウンドにあるのは「景気回復」と見て間違いないと思っています。「安部相場は総選挙まで」との読み筋、ブログに書いておいた通り、全く何の意味もない読み筋でしたね。

 そもそも、「イベント材料出尽くし」というのは、「前もって高い精度で予想している一部の投資家が仕込む⇒純粋無垢な投資家が材料に飛びついたところを売り抜ける」というのが、ステレオタイプであるわけで、投資家のほぼ全員が予想できるようなイベントでそのような動きになるわけがありませんよね。

 さて、本題の景気循環です。景気循環については、統計的事実として、「上昇35ヵ月前後、下降15ヵ月前後が平均」というのは、頭に入れておいた方が良いとは思います。ただ、エコノミストで、「日本は2012年3月から下降局面で、平均の景気後退を当てはめると、2013年半ばまで後退は続く」と言っていた方が多数おりました。このような方々、「一般投資家との差別化」ができていないように思えます。

 現在は、世界景気は「減速から脱する局面」です。ただ、日本は「後退認定」される可能性があります。ですが、世界全体では後退(概ね、GDPが2四半期以上下降)とは程遠い数値の中、単純に「15ヵ月後退」にはならないでしょう。まして、近年、在庫循環が中心の景気アップダウンのスパンが短くなっていることはよく検証されています。実際の企業の行動を見ても、米国のように委託製造先に在庫を持たせるファブレス形式の企業が多くなっています。これは、近年の統計的事実と整合しています。米国の住宅市場のように、「アップダウンのスパンが長い市場」が上昇局面であれば、それは在庫循環が中心の下降局面を早く脱する力にもなります。又、世界各国のPMIを見ると、「非製造業が継続的に強い」傾向にあり、これは消費者の行動を考えれば自然です。「アップダウンは製造業+非製造業の合計で判断しましょう」とするのが合理的です。日本でさえ、第3次産業の活動指数は良好でした。そうなると、今回の減速局面が短い事は、そんな特別な読み筋でもなく、「普通の読み筋」と思えます。

 さて、「ここから先の景気」ですが、世界全体では過熱を伴わない上昇をしているので、「ロングラン」になる可能性が大と思います。世界全体では、「上昇45ヵ月超え」をしてきており、むしろ、そろそろ次の下降局面を考えるべきとの見方もありうるとは思いますが、日本のような、いったん上昇局面が切れたうえで、「後退からの上昇」・・すなわち、「最低20か月以上の上昇」が統計的バックボーンになる国もあるわけす。仮に、日本や欧州が「一旦後退局面を経て、ここから20ヵ月超の上昇」をした場合、世界全体では「65ヵ月超」となるわけですが、前回の景気回復局面が約6年、70ヵ月を超える上昇を見せていることも考えると、世界全体では、「短くなった在庫調整局面では景気後退認定が起こらず、70ヵ月程度続く傾向」が定着化してきている」と考えた方が、自然と考えています。

 よく、「個人投資家は法人投資家に勝てない」と言われます。実際、シンクタンクの統計や図表などは個人で作成するのはほぼ時間的に不可能でしょう。ただ、シンクタンクのレポーでも、膨大な統計をもとに最終的判断をしているのは、ほとんどの場合、「レポート責任者である個人の頭脳」で、いかに詳細なデータが背景にあっても、結論はお粗末になってしまうことは多々あり、玉石混合に思えます。

 少なくとも、自分は昨年の秋口から、シンクタンクが発表する図表を見て、「秋口からの景気回復はほぼ間違いない」と思いましたし、そのようにブログでも雑誌でも書いてきました。別に自慢しているわけではないですし、個人投資家ですから、評価される必要性もありません。預言者ではないですから、必ず当たるというつもりもありません。ただ、「どうして普通に考えられないエコノミストが多いのだろう?」とは本音ベースで思います。


←全日本株式投資選手権のリンクです。


応援クリック、よろしくお願い致します。

現在、50位近辺です。



人気ブログランキングへにほんブログ村 株ブログへ



スポンサーサイト


この記事へのコメント

この記事へコメントする














(△お好みの文字サイズになるまでクリックしてください)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。