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■相場を読む前の前提条件 

 本日は、「量的緩和縮小」「新興国問題」などについて、自分がどう考えているかを書いていきます。

 「今後をどう読むか」の前に、経済イベントを読む前提条件があると思いますが、最近おかしな(・・・と自分は思う)論評が多すぎるような気がします。

 まず、「政府の役割」を誤解しているような話が多いのですが、政府の役割は、「景気変動をマイルドにすること」であって、「景気を永続させる事」ではありません。当たり前の話ですが・・・。そして、中央銀行の役割は基本的には「物価の安定」であって、FRBには「雇用」というファクターが追加されています。通常のインフレ下では、政府と中央銀行は同じ方向を向くことが多くなっています。

 現在は、量的緩和などの「非伝統的手法」がありますが基本的には政策金利で調整している時代と役割は変わりません。「最も緩和状態からは引き締め方向に向いた」という事です。

 通常は、景気拡大の中、徐々に引き締めを行い、結果としては、数回政策金利を引き上げるまでは株価は上昇することが多く、「金融緩和を縮小するから株は売り」というのは、基本的に間違っています。

 一方で、FRBが「物価と雇用の現状を考えると、最も緩和状態にいるのは好ましくない」と判断したからといって、これは将来の景気拡大を保証するものではなく、「緩和縮小する位景気が望ましい状態だから株価が上がる」というのもおかしな話です。FRBには、将来の景気拡大を目指すミッションは最初からありません。

 直近では、株式ファンドから資金が流出していることが報道されています。このような状況になると必ず「弱い所」のショートで利益を上げる動きが出てきます。今回、この動きがのターゲットとなったのが「弱い国の通貨」です。

 「弱い国の通貨が売られたことが相場の悪材料」との報道が多いですが、順番が逆だと思っています。

 余談ですが、「アベノミクス」という言葉はばかばかしいですね。黒田緩和は過去とは一線を越えるものですが、財政政策は「当たり前」で、規制緩和は「当然やるべきこと」であって、後者の二つは過去の政権からのろのろやっている話で、「ミクス」にはなってないですね。

 株価は上がるか下がるか2つしかなく、サイコロふっても50%は当たるもので、どんな間違った考察でも「勝てば官軍」になりますが、おかしな考察では勝率は上がらないものです。 
 


←全日本株式投資選手権のリンクです。通算成績は約+1600%です。


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